一般の歯科治療
基本的な治療をしっかり、丁寧に行っています。歯の病気の原因を考える際には口腔外科専門医の視野から口腔全体を診ながら、持病のある方にはその病気の状態を踏まえながら安全な歯科治療を行えるよう最善を尽くします。
患者さまのご希望に沿う治療をご提供できるように充填・インレー(歯の詰め物)、クラウン(歯のかぶせもの)、ブリッジ、入れ歯、インプラントなど幅広い選択肢をご用意しています。
また、できるだけ痛みの少ない治療を行うための無痛治療対策を講じています。
一般歯科の治療
- 痛みの少ない治療対策
- 歯周病の治療
- マウスピースの治療
- 妊娠中の歯科治療
- 妊娠中の口腔ケア
痛みの少ない治療対策
当クリニックでは痛みを伴うと予測される治療に際して可及的な無痛治療を心がけています。
下記に示す取り組みを行っています。
注射の前には歯肉に表面麻酔薬を塗布し、針の刺入時の痛みを和らげています。
注射に用いる麻酔液を温めています。
最も痛みを少なくするといわれている体温に近い37℃に温めた麻酔液を用いています。
31~33Gの細い注射針を用いています。
電動麻酔注射器を導入しています。
麻酔薬を入れるスピードをコントロールすることにより痛みを最小限におさえることができます。
歯周病の治療
歯周病とは…歯の周りにある歯周組織(歯ぐきや歯を支えている骨)に歯垢の中の細菌が感染することで発症する病気です。
自覚症状は少ないのですが、初期の段階では歯ぐきから血が出やすくなったり、違和感を感じるようになります。
さらに進行すると歯ぐきが腫れたり、グラグラと動いてきたり、噛むと痛みを覚えるようになります。
進行とともに歯を支えている骨が溶けてゆき、放置していると歯を失うことになります。
溶けてしまった骨を完全に元に戻すことは難しいため、治療の原則は病気の進行を止めることです。
オーラルクリニック京橋では歯の治療、口腔外科の治療はもとより、歯を失わないための治療が第一と考え歯周病治療に積極的に取り組んでいます。
オーラルクリニック京橋の歯周病治療への3つのとりくみ
- 歯周病の原因である歯垢を徹底的に除去し清潔な口腔を維持することで歯周病による炎症を改善し進行を止めます。
デンタルクリーニンング、歯肉、歯周ポケットのクリーニング、汚れの付きやすい不適合な詰め物、かぶせものを取り替える、歯の磨き方、口腔全体の清掃指導 - 歯周病に関係する不良習癖と全身疾患の改善を指導します。
喫煙、ストレス、不良食習慣、糖尿病、(全身的に感染リスクが高いことから歯周病も発症しやすく進行させやすいといわれています)、歯ぎしりなど - 歯周病の進行を防止するためのメンテナンスを徹底しています。
歯周病の原因除去後、回復した口腔を維持し、再発を防止するための歯周病のメンテナンスを提案し行っています。
歯肉と歯周ポケットに重点をおいたクリーニンング+検診(口腔診査とX線写真撮影)+清掃指導
マウスピースの治療
オーラルクリニック京橋では各症状、目的に対応するマウスピース(スプリント)を作製します。
歯ぎしり、くいしばりに対する治療として
歯ぎしり、くいしばりの原因はストレスと歯のかみ合わせが悪いことなどが主とされています。
歯ぎしり、くいしばりを放置しておくと歯がすり減ってきたり、歯が割れたり、知覚過敏が悪化したり、歯周病が悪化したり、顎関節症の原因になるといわれています。
これらの症状の予防の目的でマウスピースを作製してます。
いびき、無呼吸(睡眠時呼吸障害)に対する治療として
いびき、無呼吸の治療方法のひとつとしてスリープスプリントがあります。
睡眠時呼吸障害の中でも軽度な方に適応されますが、まずは内科、耳鼻科、睡眠クリニックなどで検査を受けてください。
睡眠時無呼吸症と診断された後、スリープスプリント治療を希望される場合は診断紹介状を書いてもらいご提出ください。紹介状提出をもって健康保険適応で作製可能です。
スポーツマウスピースとして
スポーツマウスピースは口腔のけがの防止、歯や顔面への衝撃の緩和、運動能力の向上などを目的に作製しています。
ラクビー、ボクシング、格闘技、ホッケー、野球、サッカーなどで広く使われています。
顎関節症の治療として
顎関節や周囲の筋肉の負担を軽減する目的でマウスピースを作製しています。
妊娠中の歯科治療について
歯科治療はできるだけ安定期の妊娠5か月から9か月の間に行う事をお勧めします。
レントゲン撮影について
歯はお腹から場所が離れているのに加え、鉛のエプロンをしていただきますのでお腹の赤ちゃんが被ばくする量は限りなくゼロに近く赤ちゃんへの被爆の影響は全くないのに等しいことがわかっています。
麻酔注射について
歯科治療で使う麻酔は全身麻酔ではなく局所麻酔です。
その上、血管収縮剤が入っているため治療をする歯の周辺にしか麻酔薬は停滞しません。
お腹の赤ちゃんに影響する心配はありません。
服用薬について
抗生物質であればペニシリン系、セフェム系を、鎮痛剤はアセトアミノフェン(カロナールなど)が安全であることが産婦人科医の見解で明らかになっています。
必要な場合は最小限で使うことをお勧めします。
妊娠中の口腔ケアについて
※歯周病菌が出す内毒素(エンドトキシン)が支給を収縮させるホルモンに似ているため、早産や低体重出産を引き起こすと言われています。
歯周病と診断された場合は妊娠中から治療を受けることをお勧めします。
むし歯菌の中の悪玉菌であるミュータンス菌はお子さんが生後1歳7ヶ月から2歳7ヶ月ぐらいの間に、周囲の大人から唾液を介して感染することがわかっています。
妊娠中から虫歯菌を減らすための口腔ケアを受けることをお勧めします。